禿げ上等

 

少し前までは、でたらめにペンを走らせては要らん画面に触れたりしていたのに。

キャンバス内にカーソルを定め、細かい表示の中から色を選択できるようになっていた。

私の想像以上の力を発揮する娘にいつも驚かされる。

まだできないだろう、まだ解らないだろう、という私の勝手な価値観で

娘の可能性を邪魔しないよう、好奇心に寄り添いたい。